今回から投資の分野で使われる「ドルコスト平均法」について、複数回に分けてご紹介させていただきます。
ドルコスト平均法とは、株式や投資信託の銘柄を毎月定期的に一定額購入する方法で、一括投資に比べ市場価格の変動に影響を受けにくい性質・特徴があります。
例えば、ある投資銘柄を毎月1万円で積み立て購入した場合、基準価額(1口あたりの買付額)が高くなると少ない口数しか購入できませんが、基準価額が低くなると、より多くの口数が購入できる仕組みです。
長期でみると基準価額の変動を味方に付け、平均的な取得価格を抑えることに期待できます。このような背景から、ドルコスト平均法は投資導入の基本として広く利用されております。